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STEM教育用ロボットがこれからの新しい教育法になる時代
こんにちは。
AI coordinatorの清水秀樹です。
昨今、STEM教育という言葉をよく耳にするようになりました。
STEM教育とは具体的にどんな教育かというと、
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Mathematics(数学)
の上記4種類を子供達が体験を通じながら楽しく自発的に学ぶ教育のことを指しています。
STEMとはこの4種類の頭文字からとった造語です。
そしてこのSTEM体験を実現可能としているツールこそが、最近流行りの人工知能を搭載したロボットというわけです。
一昔前まではロボットは非常に高価なもので、一般人が簡単に購入できるものがありませんでしたが、ここ最近では安価なものが発売されるようになり、より身近にロボットを体験できるようになりました。
STEM教育は既に海外では当たり前のように教育現場で活用されていますが、日本ではSTEM教育がまだまだ進んでおらず、海外の子供達と比較しても随分遅れをとっている現実があります。
まだまだ日本で普及するには時間がかかりそうですが、STEM教育が体験できるロボットは既に市販されているわけですので、一般家庭で購入して親子でSTEM教育を楽しんでいる方達も実際に増えてきています。
また塾に通わせるよりも、STEP教育用ロボットで勉強した方がトータルコストが低く抑えられるというメリットもあるようで、そういう意味でもSTEM教育用ロボットが人気集めている理由になっている訳です。
筆者も既に数台購入しており、特にプログラミングができるmbotは非常に重宝しています。
そしてこのSTEM教育用ロボットは子供達だけが楽しめる訳ではなく、親世代もSTEP教育ロボットに熱い視線を送っているケースもよく見受けられます。
英語を勉強したい大人が、自分用に購入しているケースなんかがそれにあたりますし、プログラミングを学ぶために購入している方達も多くいます。(筆者もその中の1人です。)
ここではそんな楽しく学ぶことができるおすすめSTEM教育用ロボット8点を紹介していきたいと思います。
タカラトミーのCOZMO
タブレット上でプログラミングができるCOZMO。
お値段も手頃で有賀ながら、感情認識を搭載し、日々の行動によって成長し、自分だけのCOZMOを育て上げることができるAIロボットです。
パワーキューブというブロックが付属していて、 人とCOZMOで遊ぶことができる優れものです。
コードラボを使ってのプログラミングだけでなく、 Pythonによるアプリ開発も可能となっています。
特に筆者が気に入っているカメラ映像まで取得できる点がポイントですね。
筆者はこれが理由で COZMOを購入しました。
実際にコードラボを使ったプログラミング方法とPython環境のセットアップ手順も紹介していますので、購入の際の参考にしてみてください。
COZMOで楽しくプログラミング!親子で楽しむSTEM教育用ロボット
海外では品切れが続出するほどの人気があった COZMO。
これから日本でも活用されることは間違い無いでしょう。
STEM教育の王道 mBot(エムボット)
教育現場でもっとも世界的に活用されているのがmBotです。
筆者もC言語を学びたくて購入しました。
Makeblock:親子で楽しむmBot Rangerの組立紹介
mBotの特徴は、ロボットの組み立てからプログラミングまで楽しめる点です。
拡張パックを購入すれば、さらにできることが増える点も大きく楽しめる点となります。
プログラミングもバリバリソースコードを書き込むといったものではなく、視覚的にドラッグ&ドロップで組み込みことができる点も評価できます。
そのため子供でもプログラミングが視覚的にできるようになりますので、まさにmBotはSTEM教育用ロボットの王道とも言えるロボットと言えるでしょう。
英会話塾より Musio X(ミュージオ エックス)
英語が本格的に学べるということで一番人気があるのが、Musio Xです
筆者も勉強中であるディープラーニングを搭載しており、自然言語処理技術を搭載した双方向コミュニケーションロボットです。
毎日自宅で気軽に英会話ができる上、ユーザーのレベルや目的に合わせた英会話と楽しめるという点で、かなりの評判となっています。
購入層は主に英語を学びたい人たちですが、子供に英会話を学ばせたいという理由で購入する方も多いです。
また、決まった時間に必ず英会話教室に通えない大人達にも人気があります。
Musio Xは中学校や高校に導入している事例もある、STEM教育用ロボットになります。
本体価格が10万円弱+教材3万円と金額的に割高感がありますが、塾の通わせて毎月月謝を支払うことを考えると、トータルコスト的には全く問題ないという理由で購入するケースが目立っています。
共に成長する Palmi(パルミー)
Palmiもまた、AIを搭載した学習型コミュニケーションロボットです。
購入時点では赤子同然の状態ですが、人と交流を重ねていくことで徐々に言葉を学習し、掛け合いができるようになります。
個性も自然と生まれてくるロボットで、ロボットにありがちな決まったパータンで成長する訳ではないため、そこに楽しさを感じて購入する方多い商品となっています。
そのため、購入層としては主にペット感覚で購入する方が多いですね。
認知症予防として期待もされているロボットですので、今後の発展が楽しみですね。
男女共に人気のある RoboHon(ロボホン)
電話機能を搭載したコミュケーションロボットです。
ロボットの形をしていますが、スマホ機能としても使える点が他のロボットとは一線を画すところでしょう。
JAVAによるプログラミングでアプリ開発ができるほか、立ったり、座ったり、歩いたり、ダンスもできたりします。
自分用に購入する方が多い商品です。
筆者も次に買いたいロボット候補の一つですね。
世界で一番売れたロボットの後継機 Robi2(ロビ2)
現在発売中のロビ2は、
- 家族全員を覚えてくれる
- 笑顔を見分けて撮影してくれる
- スケジュールを教えてくれる
- 絵本を読み聞かせてくれる
といったような機能を多数備えているロボットです。
筆者も定期購読を依頼して組み立ています。
実際にロボットを組み立てていくところからスタートしますので、機械の構造を理解しながら作っていくことができます。
いきなり完成品を手に入れることは難しい製品ですが、少額で組み立てながら長く楽しめるロボットですので、時間が取りにくい方でも安心して楽しめる点が魅力ですね。
創造力を育む Jimu robot
より実践的なSTEM教育用ロボットです。
プログラミングをより楽しく学べるキットが揃っており、最近注目を集めてきています。
ロボットを自分で組み立てるところから始まり、プログラミングで制御できる学習キットとなっています。
そして子供でもチャレンジできる簡単設計になっており、楽しみながら、論理性や創造力を育むことができるSTEM教育用ロボットです。
組み立てから操作までの専用アプリが準備されており、iOSやAndroidそれぞれに対応しています。
もちろん日本語にも対応しているため、安心して利用できます。
早速STEM教育を始めてみよう
冒頭でも述べましたが、日本のSTEM教育は海外と比較してもかなり遅れをとっていると言っても過言ではありません。
今後はAI技術が発展し、失われている職業が増えていくと言われている時代だからこそ、これからは創造力や論理的思考能力が重要視されていく時代に突入していくことは間違いありません。
子供達にはそんな時代でもしっかりと生きていける力を育んでいく必要があります。
STEM教育用ロボットにはそんな力を育てあげるだけの魅力あるロボットがたくさんあります。
しかも親子で楽しめるという利点もあります。
ぜひSTEM教育用ロボットを活用して、子供達と楽しく勉強してみてください。
それではまた。
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